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zoom RSS おじいちゃんの被爆体験

<<   作成日時 : 2012/08/06 23:15  

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地震かと思って机の下にもぐって、しばらくしてから隣に部屋に行ってみたら、すごいことになっとった。
壁のものが全て倒れて、同僚が血まみれになって横たわっていた。

それで知り合いを探して一日中広島の町を歩いた。
町は建物が、全て放射状に倒れていた。
でも、知り合いには会えないし、歩く場所がないほど死体やらで道がうめつくされちょたけん、木に登って探したわ。

これはおじいちゃんから聞いた話。
ああ、おじいちゃんの方言が思い出せん。

西条には保健所があったけん、たくさん人が運ばれてきてね。
おじいさんが帰ってこらんけん、探しに保健所にいったわね。
でもねぇ。まるでトマトの皮がむけたような人ばっかりでね。こりゃあ、おじいさんはもうダメだと思ったわ。

これはおばあちゃんの談。

あの日はたまたま登校日でね。学校の廊下に整列していたら、窓の外が急にぴかっと光ってねぇ。
あんた、なんtともいえん、気味の悪いピンクに染まっていったわね。

これはうちの母の話。おばあちゃんと同じく西条にいた。
登校日でなかったら、宇品の親戚だか知り合いだかのところに遊びに行く予定だったという。
宇品へ行っていたら、8時から8時半の頃は、ちょうど広島市内を電車で通っていたはず。

だんだん記憶が薄れる、おじいちゃんの話。忘れる前に記しておく。

終戦後ほどなく、おじいちゃん一家は仕事の関係でしばらく広島を離れ、数年後に再び戻った。

もっと話を聞いておけばよかった、といまさらながらに思う。

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