箱入り猫とOh坊さん

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<<   作成日時 : 2010/08/18 11:13   >>

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 今年の春に、友人が書いた脚本を友人たちが朗読し音楽をつけるというイベントをおこなったのだけれど、その脚本を形にする段階で、書き直しをリクエストしたところが一カ所あったことを思い出す。 
 学徒動員が扱われたいた場面。

 それはほんと表現の微妙な部分で、なんらあからさまなものではなかったのだけれど、
 とりようによっては、学徒動員に志願した息子を美化しているように思われる可能性を嗅ぎ取ったからでした。

 たとえば、仮にドラマかなんかで、明日出兵する恋人の元へ駆けつけ、一夜を過ごす女性が描かれていたとするじゃないですか。
 こういう場面も、描きようによってはとってもロマンチックなものになるんだけど、
 わたしとしては、もう二度と会えなくなる悔しさを滲み出させてもらいたくなる。それも、戦争という市民が抗っても抗ってもあらがいきれない大きな暴力が奪っていくという、憤りが出てないと受け入れづらいところがあるんだよね。ロマンチックなもので終わらせたら、やっぱり「けっ」って思っちゃう。表面的に伝わることではなく、何かその裏にあるものが、あからさまではなく、でもわかるっていうような、そういうものが美しいと思う。
 一時期放映されていた、向田邦子シリーズでは、そのあたりの描き方が絶妙でした。偲:久世光彦。

 ということで、うまい具合にリライトしてもらった上に、朗読のあとのトークのネタにもできたんで、ほんとよかったわ。

 最近、終戦記念日前後ということで戦争系のドラマが多く放映されているみたい。
 でも、今年はなんだか見る気にならなくて、全然見ていないんだよね。
 なんだろ、この冷めた気持ちは。
 
 仕事がらよく耳にする、他国で現在も続いている戦いのことの方が心を占めているからでしょうか。
 それとも、国歌斉唱、国旗に向かっての起立なんかに何の疑問も抱かない世代が社会にでてくるようになっていて、時々自分の感覚に自信がもてなくなってきているからでしょうかね。

 

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