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zoom RSS 非戦を選ぶ演劇人の会・・・

<<   作成日時 : 2009/08/19 16:24   >>

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 昨日、非戦を選ぶ演劇人の会による「遠くの戦争 〜日本のお母さんへ〜」をスペースゼロで拝見。
 約30人もの役者が舞台を張り出しの舞台を囲み、壇上しては降りていく。 
 朗読劇のスタイルを取っているので、それぞれ台本を片手に。

 今回のテーマは、パレスチナと日本をつなぎ、戦争がもたらすものを考えさせるものだった。
 「パレスチナ子供の里親運動」に参加し、レバノンの難民キャンプの子どもに毎月5000円送る日本の母親と難民キャンプの少年の往復書簡。その間に、日本の若者の絶望感、そこから愛国心に絡め取られる様子織り込まれていく。
 
 また、昨年末に始まったガザ空爆に心を痛める少年の言葉から、ガザの様子が再現された。
 日本国際ボランティアセンターが出したばかりの「ガザの八百屋は今日もからっぽ」からも引用されていた。
 ジャーナリストの役割は広河隆一さんの体験、兵士については土井さんの「沈黙を破る」が引用される。
 途中、アメリカでも貧しい人たちが民間兵士にリクルートされ、だまされよりひどい生活を送るはめになる様子が、堤未果果の『貧困大国アメリカ』から引用されている。

 いわば、コラージュ。しかし、そのつなげ方が絶妙。
 篠原久美子脚本。絶望感が人を戦争に追い込むあたり、貧困の痛み、疎外される痛みは、パレスチナと日本をつなぐ。しかし、その一方、加害者であることを忘れ、むしろ被害者意識を高める点では、日本はイスラエルに近いのかもしれないと、最後に母親は語る。

 まともに練習する時間は一日半しかなかったというが、見事に演じられていた。
 渡辺えりの演出の手腕によるところは大きいだろう。

 ちょっととりとめない文章になってしまったけれど、NGOなんてしながら、芝居や語りに大いに興味のある私にとっては表現のあり方としてもとても興味深かった。

 最後には、土井監督と渡辺えりと篠原久美子の鼎談。そこでも素晴らしい言葉がいろいろ聞けたけど、それはまた別の機会に。

 今回は、パレスチナということでひっかかったというよりは、ピースリーディングという試みに興味を持った。
 あれほど問題の真髄をつき、かつ説教くさくない芝居にするってすごいと思うので。

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