箱入り猫とOh坊さん

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zoom RSS 忙しさとの距離

<<   作成日時 : 2007/12/12 12:53   >>

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 今、ビルマのお坊さんがマレーシアとアメリカから来日されています。ビルマ仏教を広め、各地にいるご信者さんたちのために、世界各地にビルマの仏教寺院があるそうで、その中心となっているパンニャ長老ご一行です。今年の秋におきた、ビルマにおける僧侶の行動を支持する連帯が生まれているということで、その連帯の輪を広げるためにも日本までいらっしゃいました。

 名古屋、京都、大阪とまわって、月曜日の夜から明日の朝まで東京にいらっしゃいます。

 本願寺築地別院にお泊まりなんですが、火曜日の朝は築地のジョナサンで朝食をご一緒し、その後、別院の本堂に御案内。朝のお勤めは既に終わっており、出勤前のサラリーマンのような姿がちらほらあるなか、前の席に座ってしばらくご本尊を眺めていました。係の方に、内陣にあがるのはダメかしらって聞いてみたけれど、やはりダメ。まあ、職員さんに聞いても答は一つだろうから、ちょっと申し訳なくも下陣でお勤め。

 二人のビルマ僧侶は静かにそして通る声でお経を唱え、その後ろで私は目をつぶりながらも目の前には以前見た、カンボジアの田園風景が広がったのです。

 以前、カンボジアに出張で行き、ある農村の診療所を訪問したとき、ヒマな時間ができたのか、私は診療所の裏手に座って、ぼんやりと目の前に広がる田園風景を眺めていました。すると、静かに時間が流れていく中、右手にあった森から読経の声が流れてきて、それが大きくなったり小さくなったり、あたりに響きだしたのです。
 僧侶の一行が出てくるのだろうかと見ていても、何一つ動く気配もない中、読経の声だけが静かに低く辺りに満ちていきました。

 本願寺本堂で聞いたビルマ僧侶のお経は、私をふっとカンボジアへトリップさせ、タイで過ごした2年間を思い出させ、今、目の前の仕事に追われて時の経つのが早いとぼやく日々と、少し距離を取らせてくれました。忙しさに取り込まれるのではなく、忙しい日々とつきあっていくような・・。タイにいた頃も忙しかったけれど、農村で活動する限り自然を無視することができなかった日々は、忙しさの中に諦めと割り切りと、そして楽しみを見つける余裕があったような気がします。

 東京で今の仕事をしながら暮らす限りは、仕事に追われ、目の前のことに囚われてしまいがちだけれども、気持ちの上だけでも少し距離を取ることができると、自分を忘れることなく過ごせるのかなと、そんなことを感じています。

 お坊さんが東京を去るまえに、もう一度あのお経を聞きたいなぁ。

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