箱入り猫とOh坊さん

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<<   作成日時 : 2007/09/21 00:00   >>

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伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読む。良く知らない作家の小説を買うことは滅多にしないんだけど、平積みだったせいか買っていた一冊。期待以上におもしろかった。
寓話・・・話の設定は、完全に創りあげられたもの。ノンリアル。だけど、そこで展開する物語、人々の心の揺れは、現実。だいたい、しゃべる案山子なんてこの世に存在するわけがない。でも、しゃべることが不思議じゃなくなる。

読みながら、この作家は村上春樹の影響を受けているのかなって思った。比喩の使い方が似ている。だいたい、しゃべる羊はこの世にいない。でも、どうも村上春樹に影響を受けたわけではなく、近いところでいえば、ジョン・アービングの影響を受けていた。ようやくつながった。

寓話といえば、最近出た「王様は裸だと言った子供はその後どうなったか」森達也著、も寓話の世界。非現実にしか描けない、現実をついている。

そう、時として、リアリティは、寓話でしか描けないことがある。ノンフィクションでは現しきれない、切実とした現実性。それは、現実が矮小化してしまうストーリーを、寓話は風刺を含めて鮮やかに自由に描くことができるからだろうか。

ご関心のある方、ぜひご一読を。

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トラックバック(1件)

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イルカ
さっそく読んだのですが、結構最初の方は読むのが辛かったです。 というのも途中までとても主人公の内側の物が強く出て来ていたので正直面白いような展開ではなかったのです。 悪く言えば自分への説教臭さ。 でも途中から「ああ、こうゆう感じだよ」って思うところに行き着きます。 だからどうかそのまま読み続けて下さい。 その後は面白い。 自身の経験というよりも、それを飛び越えた話に感じます。 ...続きを見る
よしもとばななを読む
2007/09/21 01:18

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
今度読んでみようかなぁ・・・

村上春樹、最近読んでない。でも学生時代よく読んだ。
「世界の終わりと・・・」は私の中ではベスト10に入るかな。

読んだらまたコメントするね。
ポウセ(pouse)
2007/09/22 15:21

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